行ってきました、紅葉狩り。今年は大分県にある由布岳に行ってきました。
標高1583m、豊後富士と呼ばれ美しい形をしています。由布院といえば、日本でも有名な温泉地ですが、露天風呂に入りながら由布岳を眺めるのは、なかなか乙なものです。
今回のルート
前回、数年前にこちらの山を登りました。その時は雪山を楽しんだのですが、正面登山口ルートから登りました。今回は、なみどんにとっては初ルート、トミーにとっては50回目くらいだけど久しぶりの東登山口コースを歩きました。
東登山口コースとは
早速広がる原生林。そこには楓やクヌギ、ブナの自然林が広がります。自然林なので木と木の間が適当に開いており、夏には影ができて地面には草が生えにくいような見晴らしの利く爽やかな森でした。その森に紅葉樹があるのでそれは美しい世界でウキウキしながら歩きました。
まだまだなだらかで、あぁ、なんて素晴らしいコースなんだろうと感激しながら…。
ところが、歩いて1時間半くらい進むと、突然始まる急勾配。
ククっとアキレス腱が伸びます。始めはストレッチになって気持ちよかったのですが、それが延々と続くと足を一歩一歩上げるのも気合いがいる。
さらに後半になると出てくる鎖場。
これは皆さんにお見せしたい!とカメラで撮影していると
「そんなの持ってたら危ない!両手開けとくこと!」
と注意されて、カメラを直し、気を引き締めて臨むことにしました。
一体、こんな浅い窪みに足をかけるだけで私の体重は支えられるのだろうか?
なんて不安を言ってもいられない。
ここを登るしかないのである。
必死に登る。やっと鎖が終わった。
そこに見えるのは、さらに大岩の壁。
本当にお見せしたい私の奮闘ぶり(^◇^;)
次に見えてくるのは、”剣ヶ峰”と呼ばれる大岩。
岩・岩・岩。
手と足の全神経を研ぎ澄まし、岩を感じながら登る。
それを超えると山頂であった。
岩登りレポートはこちら
山頂では
上り道には、あんなに人がいなかったのに、どこにいたのか?と思うほど人がいました。
だって今日は青空輝く快晴で冒険日和です。ほぼ皆さん正面登山口から登ってこられます。
山頂記念にコーヒーで乾杯。
今回はシナモンロールとコーヒーでまったり時間。
帰りになると、トミーが言いました。
”あの岩場は危険だから、あなたは正面登山口コースで下りてほしい。
僕は車がこっちにあるから、東登山口コースを下りるから、下で会おう。”
”え?不安だよ。”
”大丈夫、間違いようがない。前にも登ったことあるだろうし、人もいっぱいいるから心配いらない。1時間半もあれば下りるから下で会おう。”
そして、私はソロ登山となりました。
下りていくと、だんだん思い出してきました。このコース、大きな岩でなく拳大の岩がゴロゴロした滑りやすい道。転ばないように用心しながらも下ります。
私とすれ違ったトレイルランのお兄さんが、今度は私を追い越していきました。
それで私もやる気が湧いて、そこからは小走りで下ったのでした。
”目指せ1時間半以内で下山する!”
結局、下山してタイムを見ると…1時間28分…。
やっぱりトミーの言った通りのタイムでした。
って、えぇ!私、相当走ったし、何人も追い越して歩いてこのタイムとは!!
本来ならゆったり紅葉を愛でながら歩くので2時間は見ておいたほうがよさそうですね。
帰路に着く
帰りに車中からススキの穂たちがキラキラ光っているのが見えました。
秋って美しい。
こんな秋の旅をみんなに楽しんでほしい。
トミーは由布岳東登山口コースでも50回は案内したほどの経験者。九州の山々は全てわかります。ついでに日本中の山も案内できちゃいます。
あなたの行く時期に合わせて、また体力に合わせてコースを決めることができます。あなただけの山歩きだから、山頂を目指す必要はないのです。
あなたのやってみたい冒険を教えてください。
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今だけ(来年2月くらいまで)のプランですが、私たちの経営しているゲストハウス”山人庵(YAMABITOAN)”に「地球さんぽプラン」があります。
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今回の山歩きの全体レポートはこちら