今回は、スプリングエフェメラル〜春の妖精と呼ばれる草花〜に会いに行き方についてまとめます。
スプリングエフェメラルとは
“スプリングエフェメラル” なんと素敵な響き✨
宝石かのような名前ですよね。春先に咲く小さく儚い草花を言います。
Wikipediaでは、「春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称」とありました。
地下の球根時間が長いようです。
草丈が小さいから、他の草花と同時に咲いた場合、他の草丈の高い草花の下にあり、おひさまを浴びれない。そこで考えた戦略が春一番に誰より早く花を咲かせるという技です。
そんな儚く美しい植物は人々を惹きつけます。どこにでも咲くものじゃないとこが、また魅力の一つかもしれませんね。
白い妖精🧚🏻節分草
九州には自生しない節分草。九州の山野草好きには憧れの花です。

白い花びらに青いオシベ。 黄色い花粉も鮮やかでした。
さて、今回行ってきたのは、広島県庄原市総領にあります。
節分草の案内所にリストアステーションがあります。そちらで、花の開花具合や場所を教えてくれます。

節分草マップをゲットしていざ出発。
私たちが行ったのは3/16。例年なら終わっているはずでしたが、今年は雪がいつも以上に降り、つい先日まで寒くて雪が残っていたそうで、なんと3/19現在も花が咲いていました。
ただ、先週末で節分草祭りが終わりましたので、個人のお庭先に自生する場所はクローズでしたが、2ヶ所まだ公開されてありました。
一つめは、リストアステーションの裏から行く場所。
こちらは、なんと同時に福寿草まで咲いているという奇跡✨
初っ端から、見たかった2種類の花が見れて幸福感に満たされる。

二つ目は、田総の里スポーツ公園の山際。こちらもたくさん咲いていました。
白くて可愛らしい節分草の花畑はこの町だけではないでしょうか。

夢中にになって撮影してしまうのでした(笑)
節分草が咲く総領町についてはこちら
幸せの花🌼福寿草に会いに行く
福岡で福寿草といえば、福知山の麓にある”福知山山麓花公園”で見れます。
九州では、熊本県球磨郡にある仰烏帽子岳山が有名です。まだ残雪残る山を歩いていくと出会える黄色い花々は金色に輝き大変素晴らしいです。こちらは自生地であり、昨今、盗掘する人や花を踏みつけながら撮影に興じる人のせいで減少しているので、見に行く人のモラルをしっかり押さえておきましょう。
そして、
今年は広島県にある自生地に行ってきました。
庄原市にある”ためしげ福寿草自生地”です。

こちらは里山にあり、田畑の畦道や広場に咲きます。しっかりと地域の方々がお世話をしてあるからこそ、こんなにも花畑のように増えているのです。
人と花の共生にも感心します。

春先に日が当たりやすいように、草刈りなどしっかりとなされてます。
また、勝手に個人の田畑に入らないよう順路を決めて開放してあります。
個人の所有地を開放して見せていただいているので、ありがたく入らせていただきましょう。
