野生の福寿草を見る方法〜冬の山旅〜

冬だって山に行きたい!

そして、山に行くには、何か楽しみがあると、なお頑張れる!

ということで、2月冬の山歩きで愛でられる花といえば・・・そう!「福寿草」雪の中から出てくる様から「雪割草」とも言われます。

私たちの暮らしの中では、年末年始のお飾りにも使われています。別名「元日草」とか「朔日草」とか呼ばれており、本来は、旧暦の正月ごろ2月中旬ごろ咲く花なのです。

花言葉は「幸せを招く」「永遠の幸福」

福寿草を探す旅は、幸せ探しみたいで楽しそう!

では、早速 福寿草探しの旅に出かけよう。

今回の旅の案内はこちら。

九州で福寿草を見るなら仰鳥帽子岳(のけえぼしやま)

仰烏帽子山は熊本県五木村あたりに位置します。登山道へは、宮原ICか人吉ICからが便利でしょう。市房山、白髪山とこの山を合わせて球磨三山と呼びます。

ガイドブックによると、歩行距離7.5km、歩行時間4時間半とありますが・・・。

冬の山歩きは、さらに時間がかかるものです。私たちは、「花を愛でる」をゴールとして、花の群生地まで行きました。それでも歩行時間4時間半かかりました。

歩き始めは、ちょっぴり寒いかもしれません。

歩き始め。九州の山にも雪は降るのです。

この季節は登山道に雪があることもあります。冬の山歩き対策をして行きましょう。気をつけて、歩きましょう。途中で花を見かけると、寒さが吹き飛び一気にテンションが上がります。

早速、小さな花 発見かな?

よ〜く見ると・・・

寒さに負けずに〜〜

雪の中にぎゅっとつぼんだ小さな蕾があります。そして、またしばらく歩くと、もうすぐ咲きそうな蕾たちを発見しました。

雪の中から顔を出したところ

さらに、しばらく進むと〜

「なんということでしょう✨✨✨」

花開き始めた福寿草
満開の福寿草

「わ〜〜、見つけたよ!今年の私の幸せ第1号✨」

みんないい笑顔(^ ^)

冬の山歩きの格好とは

さて、福寿草を愛でるときは、冬の山歩きなので寒さ対策をしておきたいものです。歩き始めは、寒く感じるかもしれませんが、慣れてくると、体が温まり、時には汗をかくこともあります。怖いのは、汗が冷えて体を冷やしてしまうことです。速乾性のある素材で、かつ発熱効果のある素材だと暖かく過ごせそうですね。以下、頭から順に説明していきます。

毛糸帽:頭と耳を寒さから守ります。編み目の詰まったものをかぶりましょう。

上着:速乾性・発熱性のある下着を着用します。そして目の詰まった温か素材のフリースなどを重ね着します。

これをレイヤードシステムと呼びます。さらに、脱ぎ着ができるダウンジャケットを羽織ります。

さらに寒い時は、リュックに常備しているレインジャケットを重ね着しても良いでしょう。上着の襟ぐりは、トックリタイプではない方がいいです。というのも、トックリタイプは、常に首を締め付けられており、調整が難しいからです。首の防寒には、ネックウォーマーを使用しましょう。

パンツ:登山用のパンツの下には、スパッツを着用しましょう。重ね着することでとても暖かくなります。また、腰回りに巻きスカートなどで重ね着するととても快適になります。

スパッツ:雪や泥がパンツの裾から中に入ってくるのをふせぐ役割をします。また、防寒にもなり、この1枚があるのはとても暖かいです。

靴下:ウール素材の厚手ものが好ましいでしょう。

手袋:これは綿よりもウールか化繊でできたもので保温性が高いものをはめます。

アイゼン:登山道が凍結した場合や積雪時に登山靴に装着します。靴に爪がつくことで滑りにくく、大地をしっかりとつかむことができます。

冬の山歩きの格好について酋長に教えてもらいました。一度見てみてください。

2019年「大人の自然教室〜早春編〜」の案内はこちら。

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