叶岳(福岡市西区)で七草粥を食らう〜福岡低山ハイク〜

こんにちは。

あなたと自然のお仲人「山人クラブ」です。

今回は一月七日に、新年登山ということで「夢が叶う」と言われる叶岳に行ってきました。

この日は「人日の節句」の日で、七草粥の日です。

そこで、叶岳で七草粥をいただくことにしました。

叶岳ってどんな山

叶岳は福岡市西区今宿に位置します。標高341m。ファミリーでも楽しめる山になっていて、週末は子どもたちも登り、可愛い声に元気をもらえます。登り口までは昭和バスに乗ります。今宿駅で乗車し、叶嶽宮前バス停で下車します。自家用車の場合は、登り口付近に20台分ほどあります。また今宿野外活動センターの駐車も考えられますが、必ずセンターの承認を得るようにしましょう。

登り口から小さな白い鳥居が続きます。この鳥居は、誓願成就で建てられたもので、その恩恵を分けていただける気がします。

この山は、「夢が叶う」叶嶽神社で有名です。

その昔、山の名を天狗山と言っていましたが、神功皇后が三韓征伐の際、ここで心から願ったところ叶ったことから、山の名を変えて叶岳と名付けられ、山頂には叶嶽神社が建てられました。

登山道が参道になっており、たくさんの鳥居が続きます。しばらく行くと、見晴らしの良いあずまやのある展望所が現れます。

今回は、そこでアウトドアクッキングをしました。

登り時間50分程度です。

「人日の節句」とは

日本の暮らしには、古来より二十四節季という考え方があり、一年を二十四に分けてその区切りのことです。そして節句とは、季節の変わり目で、無病息災・豊作・子孫繁栄を願いお供え物などをしたり、行事をしたりします。
人日(じんじつ・1月7日)、 上巳(じょうし・3月3日)、端午(たんご・5月5日)、七夕(たなばた・7月7日)、重陽(ちょう よう・9月9日)の5つを五節句と言います。

一月七日は五節句のひとつで「人日の節句」で、「七種の節句」とも言われます。中国では、元日から六日まで動物占いをしていました。元旦は鶏、二日は狗(いぬ)、三日は羊、四日は猪、五日は牛、六日は馬で、そして新七日目は人を占う日でした。この占う日は、その動物を大切にするようになっており、人日は、人を大事にする日となっていました。これと、日本古来よりある正月の若菜摘みが一緒になって、七草粥を食べるようになりました。

七草をいただくことで、年末年始に贅沢三昧した体を野菜で浄化するという実利的な働きもあります。

七草は七日の朝に食べるので、それまでに準備しておきましょう。

春の七草は「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すsずな・すずしろ」となっています。
野菜が不足しがちな冬に、若菜摘みをして食べる七草粥は、ビタミンの補給にも役立つのです。

Let`s try outdoor cooking!

準備するもの:
(道具)バーナー、チタン製のお鍋、おたま、お椀(人数分)
(食材)ご飯(少なめ)、水、だし、塩、七草

作り方:
(1)お鍋に冷えたご飯と多めの水を入れて火にかける。
(2)七草のうち、すずな(大根)・すずしろ(かぶ)の根の部分は固いのでスライスして水からご飯と一緒に炊きましょう。
(3)グツグツ煮込み、すずな・すずしろが煮えたら、お出汁を入れて、葉物の七草を全て入れましょう。葉物は煮込み過ぎず さっと煮るよういするのが、香りをよくするポイントです。
(4)お塩で味を整えたらできあがり。

冬の山歩きは、あったかご飯が嬉しい時間です。通りかかった方々からの羨望の眼差しを受けながら、美味しくいただきました。

「ふ〜〜〜、あったまる〜〜。」

胃に優しく、沁み込んで行く七草粥に、心も体も温められました。

夢の叶う道筋は

登山口はスタートから小さな白い鳥居が続きます。この鳥居は祈願成就の証です。その恩恵を受けながら歩きます。

2合目あたりで見晴らしの良い展望スペースが出てきます。休憩をするなら、ここが良いでしょう。あとは休憩用の小さな椅子が時々出てくるくらいです。

展望台からの景色。海と街並み、そして海に浮かぶ島々が素晴らしい。

さらに進むと、遠くからも分かるほど大きなお地蔵様がにっこり笑って待っています。上りで見ると笑顔で登山者たちを励ましてくれているようです。下から見ると、お地蔵様の形は少し違って見えます。

鳥居はまだまだ続きます。

後半に出てくるのが、不動岩です。大きな不動岩には、不動明王が彫られています。きっと掘った当時は色が付けられ、もっとリアルだったでしょうが、現在は朱色だけがうっすらと残っています。じっくり見ると彫られた不動明王を見えてきます。

山頂までは4、50分の上りです。最後に階段が出てきます。この階段を上りきると山頂です。

階段を上ってしまうとメッセージがあります。

「いかに苦しくとも 道に従えば 必ず神の守りを授く ガンバレ 合掌」

なんとも 嬉しいメッセージでしょう。
正しく生きよということですね。

山頂には、叶嶽神社があります。「夢が叶う」という謂れのある神社です。ここでは、年に4回の初詣と大祭が行われています。

一月一日(元日初詣)、一月四日(御大祭)、四月四日(御大祭)、九月二十四日(御大祭)となっています。

私たちが参詣したのは、一月七日でしたので静かな神社でした。

神域には頂上の標識は建てられないので、神社から奥に入ったところに標識がありました。

ここからは、自分の体力と相談して高祖山や飯盛山に縦走することができます。

叶岳からの縦走コース

叶岳と高祖山コース:叶嶽神社から高祖山の山頂まで1時間ほどで着きます。下山に1時間みてプラス2時間をみておくと良いでしょう。

叶岳と飯盛山コース:飯盛山の山頂まで1時間ほどで、飯盛神社側に下山して30分ほどなのでプラス1時間半をみておきましょう。

縦走の場合、登り口と下山口が違うので、帰り方をよく検討しておくのも重要です。

叶岳コースは登りやすく、また体力に合わせて縦走も楽しめるので、初心者から体力のある方まで楽しめる山と言えるでしょう。

季節ごとに登って、四季折々の様子を楽しむのも良さそうです。