お大師さまと同校二人「若杉山」〜大人の自然教室6月〜

6月は梅雨に入り
湿気の多い季節。

少し動くだけでも 汗をじっとりとかきます。

そんな季節の大人の自然教室は
福岡県では森林セラピー基地ともなっています篠栗をチョイスしました。

題して「お大師さまと同行二人〜篠栗八十八箇所をてくてく歩く旅〜」

篠栗の森林セラピーとは

篠栗町は、九州経済の中心地である福岡市から東に車で30分のところに位置します。

篠栗四国は、日本三大四国として有名な霊場です。
町中に八十八ヶ所の札所があり、心の安らぎを求めて、全国から年間100万人を超える人々が訪れると言われています。

自然環境を利用したウォーキングロードコースは4コース。
『落陽(メタセコイア)コース』
『荒田周遊コース』
『夫婦杉コース』
『あじさい(杉並)コース』
それぞれ特徴を活かして自然を味わえるコースとなっています。

今回、山人クラブでは、荒田高原をスタート地に選び山歩きのスタートとなりました。

祈りからスタートin南蔵院

山歩きの前は、旅の安全や健康を祈っています。
今回は、篠栗八十八箇所の中でひときわ目立つ南蔵院に行ってきました。

南蔵院は、ブロンズ製では世界一の大きさを誇る涅槃像があります。

また南蔵院の住職様は、宝くじに何度も当選していることから
ラッキーなお寺としても有名です。

胎内めぐりができるので、早速ワクワク行ってみます。

まずは、入り口で護摩札に祈願か供養かを選び、自分の願いと名前を書きます。

中には、八十八箇所の土を少しずつ持ってきて、埋められた道があります。
その通路を歩くだけで八十八箇所巡ったことと同じ効果になると言われています。

その道を半分ほど行ったところで、中に入り込むと涅槃像の心臓部あたりに着きます。
そこで、係りの方の誘導の元、入り口で書いた護摩札を奉納し、仏陀の足型を心を込めて撫でながら、自分の願い事を心で唱えます。
自分の気持ちに素直になる時間です。

そして、胎内の道に戻り、残りを歩ききるのです。

外に出ると、明かりが眩しくて、大きな仏陀に出会うことができました。

ちょうど仏陀の螺髪にカラスが1羽。
堂々たる姿に、「皆の者、よう来た〜」と言ってるかのよう。

出口で羽根付きの羽をもらい、大吉に目がめて投げるのです。
なかなか思うようにはいきませんがこれもまたいい経験。

大きな大きな仏足も、いっぱい触って、健康を願ってきました。

仏足には意味があって、インドの初期仏教では仏像を作るのは恐れ多いとし、お釈迦様の足の裏の相を石に刻み、それを礼拝の対象にしていたのです。
この足の裏の紋様に、お釈迦様の尊い教えと慈悲の心が込められているのですね。

荒田高原スタート

予定では、南蔵院からスタートでしたが、雨の予報もあり、サクッと山頂に行こうということで、森林セラピー基地にもなっている荒田高原をスタートにしました。

さすがは森林セラピー基地で、丸太製のベンチが並べられていて、今日のコースのオリエンテーションや準備体操にぴったりのスペース。

新緑が気持ちよくって、「こんなとこで体操できるなんて幸せね〜」なんて言いながらストレッチ。

山道は、紫陽花がたくさん植えられていて、ちょうどこの季節に花をつけていました。

ここらは、土地の性質なのか、ピンク系が多いのが特徴的でした。

途中で見つけた「カラスビシャク」

「ノイチゴ」

他にも「アカメガジワ」「シライトソウ」などなど

「ビワ」の木には、たくさん実っていて、手に届きそうで食べたくなりました。

杉の木が大層な巨木になっているのにも感動。

ちょっぴりしっとりした巨木にハグ。
長い長い時間を感じながら・・・。

山頂は、ちょっぴり残念で、すぐ側に九州電力の建物やアンテナが・・・。

それでも、達成感に浸って記念撮影!

そして、それぞれ涅槃像になってリラックス。

それからの〜〜山カフェとなりました。

みなさんおやつを持ってきてくださるので、豪華な山カフェとなります。

今日のメニューは「山コーヒー・ガトーショコラ・りんご・コーヒーゼリー」

注意!邪な心の人は通れません

山頂には、奥の院という厳かなお寺があって、
そこには邪な心を持つ人は通れないと言われる「はさみ岩」があるのです。

小心者な私たちは、どぎまぎしながらはさみ岩に向かいます。

まるでローマの「真実の口」みたい。
「真実の口」では手だけが挟まれるけれど、ここは全身だから気をつけよう。

足元は、蛇紋岩で黒光りして、ツルツル滑ります。
そこを鎖で体を支えながら、一歩一歩進みます。

「ええ〜〜、結構 急やし・・・。狭いし・・・。」

前向きでは、体がはまってしまいそうで、横向きになって慎重に進みましたよ。

どうにかはさみ岩を突破。

どうやら、私には邪な心はなかったらしい。もしくは、この岩を通ることで取れたのかもしれない。

それぞれに、心のスッキリして、爽快に下山。

若杉キャンプ場にて、車のお迎えを待つ。車を回してくれるガイドの酋長、ありがとうございます!

おかげさまで、ぐるりと一周、同じ道を通らず、楽しい山歩きとなりました。

かき氷「若杉山」に出会う

今日の1日を振り返るとともに、お腹ペッコペコな私たちを
絶景カフェ「わらび野」は満たしてくれました。

ガラス張りのカフェからは、福岡市の街並や博多湾まで広〜く見渡すことができます。

ホットサンドとコーヒーに胃袋を満たした後は、
本日のコースにぴったりなかき氷「若杉山」をみんなでシェア。

じゃじゃ〜〜ん、これが「若杉山」。

抹茶シロップが新緑を表現。
そして、中に埋められたフルーツが草花を黒豆が岩を表していたのでしょう。

冷たいから、このくらいで十分。

身体も心も、そして舌も大満足となりました。