アラスカでサーモンフィッシングをする方法

私たちはアラスカに旅をする。それは野生動物に出会うため。そして、本場で活力溢れたサーモンに出会って、その命を分けていただくため。

今年も行ってきました。釣って捌いてアウトドアクッキング、そしてかっ喰らう。私たち人間も食物連鎖の一部だと実感する瞬間を感じることのできるひととき。

サーモンの一生

サーモンは、生まれた川で産卵します。ですから、大海で大きく成長したサーモンたちは海から浅い源流まで上ってくるのです。上りは流れに逆らって泳ぐので、少しでも休憩したら下流へ流されてしまいます。過酷な産卵の旅となります。

サーモンフィッシングができる場所について

私たちは、まずアンカレジというアラスカの玄関口に到着したら、レンタカーを借ります。レンタカーは空港で借りて返却するので最後まで移動の手段があって大変便利です。但し、車線が日本と反対側であること、一般道でも結構スピードを出して走ること、一方通行が多いこと、高速道路を頻繁に使用することなどが気をつけることです。初めての運転は緊張します。私たちは、駐車場で少し運転ならしをしてからスタートしました。また、予約はできるだけ日本からしていくほうが良いでしょう。特に、大きめのワゴン車などは人気ですので早めの予約が必須です。

アンカレジから南へ3時間程度走るとキーナイ半島に入ります。目指すはキーナイ川です。

キーナイ川の他にも、アラスカのいろんな支流にサーモンは上がってくるそうです。

キーナイに行く途中の青い湖はオススメ

途中で見える青い湖。小さな駐車場を起点にミニハイキングのスタートです。青い水を見ると皆さん感嘆の声が漏れます。この色を見ると氷河を思わずにはいられません。

釣りをするのに必要なもの

釣りをするには、フィッシングライセンスが必要です。これは、大きなスーパーや釣り具屋さんでその場で申請ができます。

必要なのは、パスポートと25ドルです。氏名、住所、生年月日、パスポート番号などを向こうはパソコンに入力していました。釣りをする場合は、フィッシングライセンスを必ず取得しましょう。ライセンスがないまま釣りをした場合、罰金がライセンス代よりうんと高いそうですよ。

また、サーモンフィッシングでは、その時期がどのサーモンの漁が解禁になっているのかを釣り場でチェックするようにしましょう。釣り場の川の入り口に必ず掲示板があってそこに貼り出されています。要チェック!!

釣り人たちの暗黙の了解

釣り人はフライフィッシングまたはルアーフィッシングで、釣り人同士、暗黙の距離感が保たれており、決して他者の釣り糸と絡むようなことがないように、特に初心者は気をつけなければなりません。

釣り初心者の私たちは、まずは釣り糸を竿にかけるところから教えてもらいます。釣り針を釣り糸に結ぶロープワークも必要スキルですね。

川に入ると、まずは人が少ないゾーンに行き、まずは自分の思ったところにルアーが飛んでいくようにコントロールできるようになるまで、ひたすら投げる練習をしました。

できるようになると、人が集まっているところやサーモンが見える場所に移動して、早速ルアーフィッシング開始です。

「おぉ〜〜〜!大物だ!!!」

と糸が張って、引けないくらいの大物がかかるときがありました。

心躍る瞬間です。

でも、なかなか糸を巻けません・・・・。

どうやら、地球を釣ってしまったようで・・・。

ま!こんなこともよくあるさ!遠くまで飛んで行ったルアーの先の石まで川の中に入っていきルアーを救出するのです。

私たちの釣果は?

「あ!今度こそ!!」

ここは誰が当たりかはわからないものです。ビギナーズラックはよくあるものです。

私たちの場合も釣りが初めての女性が最初に釣れたのでした。

フィッシングライセンスの時間は1日24時間。夕方3時に始めたのなら、翌日の3時まで。約2日間楽しめたのでした。

そこで、人数分のシルバーサーモンが無事に釣れて夜も朝も、翌日、そしてその翌日までサーモン三昧を楽しめたのでした。

アラスカの釣りのルール

釣れたサーモンは、その場で捌くのがアラスカルール。

なぜかって、食べない場所を捨ててしまうのはもったいないから。私たちが食べない場所は、また川に戻します。すると、その残りをカモメが食べたり、さらには川に住む微生物たちの食物となり、次へと繋がるのです。とても素敵なルールだと思いませんか!

私たちは、釣ったら、すぐに3枚に捌きました。そして、やっぱり日本人!イクラ大好き!メスのサーモンを捌くと出てくる卵は、ありがたく持ち帰りました。

イクラを食べる文化がない人々は、卵を川に捨てようとしていました。そこで私は「それ、要らないのならちょうだい!」とお願いして、分けてもらいました。イクラも大量ゲット!ラッキーね♡

フィッシングのルールに、「◯◯サーモンは一人◯匹まで」とあります。

今回、私たちが釣ってよかったのは、シルバーサーモンで一人一匹まで。だからこそ、その一匹を大事に食べるのです。

その日のディナー

アラスカでのこの日の宿泊先はキャンプ場。アメリカのキャンプ場は自分たちで広い一区画を使えます。日本から持ってきた味噌や醤油、生姜、ニンニクチューブなどを使って、その夜のメニューは、「サーモンのちゃんちゃん焼き&マヨネーズ焼き」その美味しかったこと!

食べながら、イクラの醤油漬け作り。イクラは60℃くらいのお湯を全体にかけて、洗いながら皮から出していきます。一粒一粒ツヤツヤピカピカしていました。そのイクラたちをわさび醤油につけて明日の朝ごはんのお楽しみというわけです。

そして朝ごはん

お待ちかねの「イクラ丼」そして、「サーモンの石狩汁」。炊いた白米がよく進むこと!ご飯2杯はペロリといけました。

「まだイクラあるよ、おかわり・おかわり!」

みんなが遠慮して取らないように、とうとうコップで掬うという大技まで繰り出して・・・

みんなもう食べきれないほど、イクラを食べたという、なんて贅沢な食事だったんでしょうね。