この夏休み初開催の親子キャンプ。
いつもは子どもが主役の親子アウトドアですが、今回は大人も主役!
このキャンプで目指すものは3つ!!!
「親だってアウトドア力をつけて、家族キャンパーとしてデビューしよう」
「大人も子どもに戻ってアウトドア活動を楽しんでみよう」
「お子さんの頑張りや良いところを一緒に活動しながら感じてみよう」
この2日間は大人も汗をびっしょりかきながらも、自然の中でリフレッシュできたような清々しいお顔の親御さんたちでした。
子どもも大好きなキャンプ。大人も大好きになってきたに違いない?!
夏の定番プログラム”ソーメン流しと沢遊び”
やまびとクラブのソーメン流しは、竹取りから始まる。
竹林に生えている竹の高さをご存知ですか?
そして、それを切り倒す難しさ、切り倒せた時の達成感。
子どもたちは進んで竹を運んでくれました。
ここからは、竹細工の技を学び、実践していきます。
実は、今回のメンバーは日帰りでこのプログラムを経験したことある子もいたので、スムーズに進み、竹のカップ作りまでできちゃいましたよ。
今回も楽しくソーメン流しができました。
沢あそびをする
この里山が山中にあって、川の上流となるので浅いとこばかり。
ですが、時々深みがあって、そこを楽しむために、そして安全を守るために、全員にライフジャケットを着用してもらうようにしています。
カラフルなライフジャケットが沢遊びをさらにトロピカルに見せてワクワクさせてくれますね!
第1ポイント滝、膝の深さプールのような場所で浮く練習をします。
第2ポイント深みコースに向かいます。
沢を歩きながら、Tommyさんが川での歩き方、流れがある時の渡り方などを実践を通して教えてくれました。
沢遊びをするには、安全な遊び方を知っておかなければ、危険な遊びになってしまいます。
遊びの中にも、身を守る技を教えながら、楽しむようにしています。
夜ご飯はBBQ
子どもたちは火を起こすことに興味を持っています。そして、大人たちも普段から火を起こしたりする経験が少ないものです。
ここでは、親御さんもキャンプなどでBBQをスムーズにできるように、火おこしの経験をしてほしいと思っています。
それぞれの家族ごとに小さな焚き火をコーナーを作り、各親子の焚き火を作るのです。
焚き火をするには最初から売られているような太い薪ではうまくいきません。焚き付けになるものを山から集めてくるところからスタートします。
集めてきた木々たちを切ったり折ったりして、サイズを揃えて焚き火準備を整えていきます。
化学薬品が含まれた着火剤に頼らずとも火がつくように、新聞紙を1枚だけ使います。新聞紙も丸め方にコツがあります。そんな小さな技を習い、実際に経験してやってみることで、次の家族キャンプにつながっていくのです。
BBQの締めに、子どもたちはマシュマロ焼いて、親御さんの分も焼いてあげて、和気藹々とした時間を過ごすことができました。
テント設営
キャンプといえば、テント生活でしょう。テントにはどんなテントがあるのか、いくつかのタイプのテントを準備して、それぞれの家族ごとに選んでもらいました。
山岳テント、1ポールテント、レジャーテントなど、いろんなのを立ててみて、我が家にはどのタイプが必要なのかを見たり、実際に寝たりして考えるのです。
キャンプ道具は揃えるのに、お金もかかります。買い直しなどしなくていいように、ここで体験できたらいいでしょう。
親子登山
大人たちは朝日や夕日のロマンチックな時間が大好きです。でも、子どもたちはそんな時間に興味を示す小学生以下はあまりいません。
私たちも計画では朝4時起きで日の出登山を予定していましたが、子どもたちの体調や大人たちの疲れ具合や天候を見ながら、今回は朝日を外して、ゆっくり朝ごはんをキャンプ場で食べてから、登山に向かいました。
その結果、みんなしっかりと目覚めた状態で歩くことができました。さらに、兄弟児の2歳さんも一緒に参加することができました。
参加しているグループに合わせて登山プログラムも時間や内容を考えていくことが大切ですね。
まとめ
今回は里山にある神様が祀られている大事な山に登り、厳かな気持ちになって帰ってくることができました。
1泊2日はあっという間なのですが、キャンプという非現実的な環境の中で生活をするということ自体が、メインイベントになっていました。もちろん、その中に午前と午後でアクティビティを立てていくこともしますが・・・。
キャンプライフを通して、調理を自分でするとか、靴を揃えて脱ぐとか、家庭ではガミガミ怒られながら渋々やっていたり、してもらっていたりしたことが、自分ごととして経験することができるのです。ここでの経験をぜひ家庭でも続けてほしいものです。
また、先回りして子どもたちにしてあげていた親御さんたちも、子どもたちの違う面を見ることができて、感心したり、我が子の良さをまた見つけることができるでしょう。
さらに、参加者の親同士で繋がり、相談相手になる間柄になることもあるのです。
今まで、子どもだけや大人だけでキャンプやツアーをしてきましたが、親子向けのキャンプって素敵だと感じました。サポートする私たちまで、親御さんの気持ちを共感したり、子どもたちのワクワクが大人に伝わってよかったと思うのです。