子どもたちにキャンプを経験させたい、冒険をさせたいと親御さんたちはおっしゃいます。
それはどうしてでしょうか?
アウトドアでどんな力がつくのでしょうか。
キャンプには、お風呂もない、エアコンもない、テレビもゲームもない。
あるのは、ドド〜ンと広がる雄大な海と豊かな自然ばかり。
都会っ子が、海へ行ったらどうなるのかレポートしていきたいと思います。
旅の始まりはフェリー
島に行くには、海を渡らなければならないのでフェリーに乗り込む。
最初は海を楽しむ。福岡の街並み、点在する島々、時々トビウオが跳ねる。
子どもたちはただひたすらに海を眺める。
ひとしきり海を堪能したら、今度はフェリー探検。なかなか全員揃わない。
こちらのひとしきり見て回ったところで、全員集合。
今回のキャンプの仲間たちの自己紹介タイム。このキャンプで呼ばれたい名前も決めておこう!
フェリーを降りる頃には、仲間の名前を覚えて、まだモジモジするけれど、少しずつこの3日間で仲良くなろうね。
チャレンジ1!シュノーケリングにチャレンジ
1日目は昼食後、テント設営をした後、海に向かった。
ここは砂地の遠浅の海。やまびとキッズは海を見てテンション上がる!!
が!一気に海遊びを始めるのではなく、初めこそ丁寧に海のことを伝えたい。
早速、マスクのつけ方、シュノーケルでの息の仕方、フィンの付け方など、丁寧に習う。
準備できた人からゆっくりと頭を沈めて息しながら海中を覗いてみる。
「できた!」
それから、ゆっくり浮かんでみる。バタ足も始めてみる。
「できた!」
時々、海水が入ってくる経験も初日に経験した方が良い。
海水が入った時の対処もできるようになった頃、1日目のシュノーケリング終了。
よし!明日は違う海に行こう。
2日目は岩場の海でシュノーケリング。たくさんのお魚を見たね。
3日目は島から島へ移動して、シュノーケリング。一番好きだったのはどこの海かな?
チャレンジ2!シーカヤック
シーカヤックも3社ほど体験させてくれるところがあり、オススメは無人島に行くコース。
しかし、このコースを運営している会社は感染症対策で閉鎖中。
そこで今回お世話になったのは、一支国シーカヤックさん。こちらは壱岐島の内海湾を使って海から島の様子を見ることができる。また、環境教育に力を入れているので、初めに壱岐島の歴史の話、海のゴミ問題の話があってから、ビーチクリーン体験まである。
とても学び多いシーカヤック体験となる。カヤックの先生が話すことに、きちんと応答していたRくん、素晴らしいぞ!
さて、海に入るには小学生は必ずタンデムとなる。あらかじめ誰とバディになるかを決めておくと良いでしょう。
海に入る前に、陸地でパドリング練習。
「よし、これで完璧だ」と、カヤックを海に運ぶところから。これが結構重い。
海にカヤックを浮かべる。慎重に乗り込む。濡れるのを覚悟して乗り込むのが良い。
私たちはすでに待ち時間で泳いでいたので、濡れていたところからのスタートで、濡れることへの抵抗感はない。
海では指導はなく、カヤックの先生の伴走と万が一の救助のためのボートが付いてくる。
自由に漕ぐのだけど、チームワークが試される競技で、2人で声かけあいながら漕いでいく。
海は気持ちいい。カヤックの先生が写真もたくさん撮ってくださった。
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