らっきょうの季節がやってきました。
みなさんはどんならっきょうを食べていますか?
すでに袋詰めにされたものや瓶に入ったものは、美味しく味付けされていますね。結構簡単に自宅でらっきょう漬けができますので、今年はお家でらっきょう漬けを作ってみませんか。
そもそも「らっきょう」という植物はどんな植物でしょうか?
らっきょうの栄養成分と効能
らっきょうの抗菌力とか殺菌力など、感染症の流行っているこの時期だからこそ見直されています。では、具体的に見ていきましょう。
・サポニン
サポニンと聞くと泡立ちを思い浮かべます。それの何がいいのか、それは、コレステロール値を下げるというのです。代謝が落ちて太りやすい方にはありがたい栄養素ですね。また、サポニンは水にも油にも溶ける性質を持っているので、血流をよくして体内隅々まで酸素を運んでくれる働き者です。また、免疫機能を司るナチュラルキラー細胞の活性化にもなるので、ありがたい成分です。
・アリシン
らっきょうの辛味や苦味のもとです。抗菌・殺菌作用がとても強いので、健康維持に役立ちますね。
また、消化を促進する作用もあるので、疲労回復にも繋がります。
・カリウム
これは、体内の水分を適正に調整してくれます。
・フルクタン
これは水溶性の食物繊維です。ですので、便秘に効果的で、特に硬い便で困っている方にはオススメです。
・ビタミンC
抗酸化作用のある栄養素です。酸化とは老化ですので、アンチエイジングに効くということですね!
こんないいとこばかりのらっきょう、あなたは食べずにいられないでしょう!
らっきょうの全貌
みなさんのお手元にあるらっきょうは、すでに球根の部分だけでしょう。
らっきょうは畑ではこのように生えています。
葉っぱは細いニラのようになっています。
他の草と混じると、畑で探すのは至難の技です。
野草のノビルにそっくりなので、葉の部分は醤油漬けにしても良さそうですね。
らっきょうを漬けるには
1)らっきょうの処理
まず、手元に届いたらっきょうには泥がたくさんついています。乾いた泥をおおまかに払ったら、らっきょうの根の部分と茎の部分を切り外しましょう。
日頃食べている形のらっきょうを思い出すと、わかりやすいでしょう。
全てのらっきょうを切ったら、流水で泥を落としていきましょう。ここでは完璧でなくても構いません。
次にらっきょうに1kgに対してひとつかみの塩をまぶして、全体的にまぶします。そのまま置くこと1時間。
再度、らっきょうをこすり合わせるように洗います。すると、薄皮が剥けてツヤツヤで真っ白ならっきょうになります。
その後、洗ったらっきょうをザルに入れて、沸騰したお湯の中に入れて10秒間数えましょう。そのあと、水にはさらしません。
熱湯をくぐらせたらっきょうを網などの上に載せると、あっという間に水分が蒸発します。
そしたら、準備しておいた瓶や袋に入れましょう。
上かららっきょう酢を注いで、お好みで氷砂糖と唐辛子を入れれば、あとは冷暗所に置くこと2週間。
まずは2週間の浅漬けから頂いてみましょう。
歯ごたえシャキシャキの美味しいらっきょうになっているはずです。
2週間の浅漬けもいいけれど、数ヶ月〜1年ほど漬けてしっかりと味のついたものも食欲をそそります。
2)らっきょう酢作り
今回は筑紫野にある醸造酢工房「筑紫野梅薫酢」屋さん力作のらっきょう酢を使いたいと思います。
ご自分のものにこだわられても楽しいと思います。
その時は、お酢100ccに対して、お砂糖40g、塩少々を合わせて、鍋で溶かし一煮立ちさせます。
これが冷めたららっきょう酢として使えます。
一緒にらっきょうを作ろう
このらっきょうを自分で作ってみませんか?材料をこちらで準備しておきます。
泥付きらっきょうを切って洗って熱湯消毒して…。
3キロほど作れば大瓶いっぱいになり、4人家族の1年分になりそうですね。今回は1キロを作ってみましょう。
1セット3000円で里山ワークショップを開催いたします。
もし、こちらの会場に来れない方には、お送りすることもできます。その場合も1セット3120円で送料込みとします。
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