寒い寒いと、コタツに座ってばかりでしたが、お隣さんから”土筆は食べたね?うちは2回、楽しんだよ”と言われてびっくり!
慌てて庭に出てみると…
山人庵の庭にはまだ顔は出してないものの、お隣の畑には、たくさんのツクシが顔を出していました。

これから山人庵に宿泊される方は野草摘みや野草料理も楽しむことができそうです。
春の山菜が身体にいいわけ
春になり、あたたかくなってくると、新芽がピョコピョコ出て来ます。
新芽はどれも、植物にとっての赤ちゃんであり、守りたいもの。
だから、ツクシにも、わらびにも、ゼンマイにも、身体を菌や虫から守る”アク”とやらをつけて出てきます。
“アク”は、菌や虫から身体を守るので、私たちも食に取り入れることで、冬の間溜め込んだ毒素を排出するのにも役立ちます。
でも、菌や虫を排除する強さを持っているので、私たちの体内に取り込みすぎると、お腹をくだしたりして調子が悪くなります。
だから、上手くアク抜きをして、ほどよい弱さにしてから、食に取り入れるようにしましょう。
ツクシのアクの抜き方
ツクシを摘む時は、頭が詰まったものを好む方と頭が開いたものを好む方、どちらでもいい方とおられます。
ツクシの頭のなかには、緑の粉(胞子)がたっぷり入っていて、開いてくると粉がパラパラと落ちてくるほどに入っています。
ツクシは、ハカマと言われる茎についた節のようなガクを剥いてしまいます。
そして、熱湯に入れて1分ほど湯がくのです。これをお好みで2、3回繰り返します。
アク抜きできたツクシを卵とじにしたり、味噌汁に入れたりして楽しみます。
面白いことに、天ぷらにする場合は、アク抜きは必要ないとされています。高温をくぐることでアクの効果は消えるのでしょうか。さらに、ハカマも取らずそのまま天ぷらにしても食感は気になりません。天ぷらにすると、簡単に楽しむことができますね。
ワラビのアクの抜き方
ワラビはシダの新芽になります。小さな芽のまとまりがいくつか重なったような形をしています。日当たりのよい斜面などでよく見つけることができます。
ワラビは、摘んだ茎の断面に重曹をつけてから水に浸します。そのまま一晩ほどおいてから、調理開始です。
もっとナチュラルにしたい場合は、草木灰を切り口につけて、上から熱湯をかけて一晩おくというやり方もあります。
ゼンマイのアクの抜き方
ゼンマイをすぐに食べると苦味がどうも気になります。
ゼンマイは湯がいてから、よく水を切って干します。カラカラになったゼンマイを保管して梅雨明けに食べると美味しいと言われています。
野草ハイキングと野草クッキング
この季節を楽しむには、山人庵にステイするのがオススメです。
ハイキングにクッキングにBBQと思い切り満喫できるでしょう。
日帰りプランもあります。このホームページのトップに予約サイトからご予約ください。
里山をハイキングしながら、春の草花を愛でたり摘んだりしましょう。

そして、気持ちのいい秘密の場所で、アウトドアクッキング。

そのときの野草でメニューは変わってきます。
春を目で鼻で耳で肌で舌で、お楽しみください。そんなゆったりした時間と自然と一体になれるお料理はこちらでしか食べられない絶品グルメです。
やまびとクラブ泊まってアウトドア体験、日帰りアウトドア体験からご予約ください。